【子連れ宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット北海道南富良野|自然豊かな癒しのホテル!
広い北海道でも、とりわけ人気の高い富良野。
2022年6月、南富良野にマリオット系列ホテル「フェアフィールド」(以下FF)がオープンしました!
今までのラグジュアリーホテルとは一線を画し、地域の料理や風土を楽しむ拠点となる、新しい旅のスタイルを目指した世界観をお楽しみください。
「これがマリオット系ホテルなの!?」と思うくらいシンプルなホテルでした!
後述するけど、レストランはないし、お風呂もシャワーだけだもんね!
富良野/美瑛の観光スポットやスイーツについて詳しく書かれた記事を紹介します。
フェアフィールド・バイ・マリオットとは
新ブランド「フェアフィールド」は、米マリオットと積水ハウスが組んだ道の駅隣接の宿泊特化型ホテルです。
道の駅を拠点に、地域のレストランや温泉施設などを楽しんでもらうため、ホテル内にはレストランがありません。
事前知識がない状態で泊まるとびっくりするよ!
レストランはないし、お風呂もシャワーのみだからね!
1つ注意が必要なことは、良くも悪くも道の駅の繁閑に左右されます。特に周辺の飲食店の営業時間には注意しましょう。
ホテルでは食べられないの?
地元の特産品を売ってるけど、コンビニで売ってる無難なご飯類はないから注意しよう!
ホテルではご飯を持ち帰って食べる設備は整っており、カフェやお茶などの飲み物類は充実しています。
フェアフィールド南富良野の概要
では、南富良野のホテル概要を紹介します。
道の駅併設のフェアフィールドは、長方形でスッキリしたデザインです。装飾が少なく、一見するとホテルと言うよりもオフィスの方が近いと感じます。
基本情報
名称 | フェアフィールドバイマリオット南富良野 |
おすすめ度 | ★★★ |
開業 | 2022年6月 |
住所 | 北海道空知郡 南富良野町幾寅555-1 |
周辺施設 | 道の駅南ふらの、モンベル南富良野店 |
客室数 | 78室 |
広さ | 21㎡~ |
ルームタイプ | スタンダード(ツイン、キングの2タイプ) |
駐車場 | 有(無料) |
wi-fi | 有(無料) |
立地
札幌からは車で約3時間、旭川空港からも1時間30分程度を要する南富良野。
上富良野、中富良野、富良野、南富良野と4つの富良野の南に位置するこの場所は、カヌーやラフティングなどのアクティビティが盛んな「空知川」の近くにあります。
少し南下すると国設のスキー場やニセコ、「雲海テラス」で有名なトマムがあり、夏、冬両方のアクティビティを楽しむには絶好の場所に位置しています。
外観
FFは無駄を削いだシンプルな設計です。建物は長方形の3層。ラグジュアリー系を謳うマリオットの中では異色ですが、無駄を削ぎ落としてリーズナブルな宿泊費に抑える工夫と評価しています。
裏庭には5,000株のラベンダーが植えられ、来年には大きなラベンダー畑が広がる見込みです。
最初に見た時はどこかの事務所かと思いました!
ホテルは「拠点」として機能性を追求しているからね!
ホテル宿泊レビュー
エントランス
ホテルに入ると正面にレセプションがあります。となりには地元の特産品や飲み物を販売しています。
ロビー
ロビーは白とウッド調をベースにした開放的な設計です。手前にはゆったりと座れるソファ、奥は喫食可能なハイテーブル、外にはウッドデッキが敷いてあり、雄大な自然を見ながらカルディのコーヒーを楽しめます。
ロビーの横には南富良野に所縁のある美術作品がありました。ガラス細工や木彫りの白い熊など、その土地にちなんだ美術品が置いてあるので、その土地の文化や特産等に触れることができます。
エレベーターホール、客室ロビー
エレベーターホールはシンプルでシックな設計でした。奥には消毒スプレーと電話が置いてあります。
3階の客室ロビー。内廊下で部屋同士の間隔が広く、おちついた雰囲気です。
客室
今回はダブルベッドの部屋を2室予約しました。全体的にシンプルな設計で、21㎡の部屋ではベッドがとても大きく感じられました。
ダブルベッド×2台。床からの高さが80㎝程度と高めに設定されてます。受付にお願いすればベッドガードを用意してくれるため、子連れでも安心です。パジャマは大人用のみ、綿素材で着心地はとても良かったです。
ベッドサイド。電話、時計、メモ帳と調光パネルと、シンプルにまとまっています。
テレビボード周辺
ベッドの手前には41インチのテレビ、ソファ、ミニテーブル、ミニバーがあり、ちょっとしたPC作業が可能です。筆者は子供が寝落ちた後にロビーでブログを書いてました。
ミニバーではカルディのコーヒーやお茶を沸かせるポットなど、一式揃っています。
入口付近にはハンガー、荷物置き、靴ベラの他、濡れた靴を乾かす乾燥機が置いてありシンプルながらも実用性に優れた工夫がなされてました。
パウダースペース
パウダースペースもシンプルな設計です。洗面ボウルと回転式の鏡。ベッドスペースとは可動式の間仕切りで区切れるため、音や光も気になりませんでした。
アメニティ類。ハンドタオル、レザー、歯ブラシ等一式揃ってました。
洗面台の下。バスタオルとランドリーバッグ、KOIZUMI製のドライヤーがありました。
バスルーム
バスルームはシャワーのみです。手持ちのシャワーの他、天井から浴びるタイプのシャワーも付いており、子供達はテンションを上げていました。
リンスインシャンプー、ボディソープはいずれも専用のアメニティです。特に癖もなく、快適に使えました。
トイレはシンプルなタンクレス。コンパクトな部屋ながらも別室として区切られていました。
その他共用施設
ランドリールーム
1階のエレベーターホールの隣にはランドリースペースがあります。洗剤も自動投入で300円程度で洗濯できるため、複数泊にも便利です。
道の駅南ふらの/モンベル南富良野店
道の駅南富良野には入れませんでしたが、隣接するモンベル南富良野店、レストラン街を紹介します。
北海道最大のモンベル南富良野店。近くのかなやま湖、空知川では川のアクティビティで有名なので、カヌー用品などが販売されてました。
隣接するレストラン街「メープル」地元の食材をいかした料理が食べられますが、別の場所で食べてきたためお店に入りませんでした。
ウッドデッキが敷かれており、開放的な場所で食事を楽しむことができます。
まとめ
道の駅併設のフェアフィールドは、宿泊特化のスタイルゆえにエンタメがほとんどありません。
しかし、ロビー通路のディスプレイでその土地ならではの風土/歴史を味わえる工夫がなされています。
道の駅も改良され、魅力度を増しているため、きっと新しいスタイルのホテルステイができると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!